波情報から湘南を知ろう

『波情報-湘南』ならばBCMサーフパトロール!(1日最大18回更新しています)
由比ヶ浜~七里ヶ浜~鵠沼~辻堂~チサン~パーク~生コン~花水~大磯~吉浜まで、全24箇所を提供中。

波情報から湘南を知るために、まずは湘南の地域特色を理解しておこう。理解し知識を深める事で、より正確な波情報として湘南を把握する事が出来る。


波情報-湘南

台風によるグランドスウェルで真価を発揮する逗子・鎌倉のリーフエリアと、比較的コンスタントにサーフ可能な藤沢・茅ヶ崎のビーチエリア、そして東うねりに反応しやすく南西~西よりの風にも比較的強い西湘方面に大別できる。

相模湾に面し、西の伊豆半島、東の三浦半島・房総半島に挟まれた奥に位置するため、外洋からのうねりが届きにくいものの、外洋の荒れたうねりは海岸へ到着するまでの間に綺麗にまとまりやすいという側面もあり、強いうねりの時ほどハイクオリティーな波が期待できる。また、前線や低気圧からの弱いうねりは長続きせず、「湘南マジック」と称されるほどサイズダウンも早いため、うねりや風、潮の干満を考慮しながら迅速にポイントをセレクトするのがベター。年間を通じて多くのビジターで賑わい、明るく開放的な雰囲気も湘南の特色と言える。

逗子・鎌倉

ビギナーの練習が十分可能なビーチブレイクから、著名なリーフのクラシカルポイントまで、バリエーション豊かなブレイクが点在し、古都鎌倉の風情を感じられるスポットが、海岸線から近い事も手伝い、このエリアに執着するサーファーも多い。ただし、クラシカルポイントは、エキスパートのセッションとなり、初・中級者がエントリーするチャンスは皆無と言える。

藤沢

代表的な玄関口と言える鵠沼海岸を中心に、サーフショップが立ち並ぶ明るい雰囲気が特徴的。電車でもアクセス可能な鵠沼海岸や、広い駐車場完備の辻堂など、ビジターにはフレンドリーなエリアと言え、スクールも盛んに行われている。小波が多くビギナーからエキスパートまで楽しめるが、年間を通して週末は特に混雑するため注意が必要。

茅ヶ崎

藤沢方面よりパワフルでインサイド寄りの傾向となる茅ヶ崎は、大きなうねりではチュービーなブレイクが楽しめ、鵠沼などと比べ人も少なめとなるのでローカルの比率が高めと言える。ハワイアン・スタイルを取り入れた雑貨屋やレストランなども目立ち、リラックスした雰囲気が好きで移住してくるサーファーも多い。

平塚・大磯

生コン前~サーフ90Pにかけては比較的地形が安定しているが、全体的に深めな地形も多いことや、平塚方面は道路からブレイクが見えにくいことなどから、湘南の中では比較的空いているエリア。河口周辺はローカル色が強くレベルも高めとなるが、大磯Pはアクセスも良く、ビジターにも人気が高い。ただし車上荒らしに注意。

湯河原吉浜

神奈川の西のはずれ、真鶴半島を過ぎた位置にある吉浜P。波はワイド気味なことが多いが、東がらみのうねりに敏感で、湘南全体がフラットでもここだけコシ~ハラの波があることも珍しくない。また、ポイントから近い場所に上質な温泉が複数あるので、波乗り後に温泉でのんびりするのもオススメ。

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